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今日の日記 博物館・資料館・アイヌ民族関連施設(ウィキペディアより) 歴史の背景など

  • ウポポイ民族共生象徴空間

    アイヌ民族博物館は、アイヌ民族に関する有形・無形の資料を専門に展示・保存し、調査研究、教育普及事業を総合的に行う社会教育施設として、白老町民はじめ広域の人々に利用してもらい、学術及び文化の発展に寄与することを目的としている[3]。野外博物館の性格を持つ園内にはアイヌの住家であったチセやプ(食料庫)、ヘペレセッ(ヒグマの飼養檻)、チプ(丸木舟)などを復元・展示してコタン(集落)を再現している[4]。博物館ではアイヌ民族の資料約5,000点、北方少数民族資料の約250点を収蔵しており、約800点を常設展示している[4]。また、アイヌ絵や文書約150点、図書約7,500冊を所蔵している[4]。文化伝承・保存事業としてイオマンテなどの伝統儀礼を実施ているほか[4]、伝統工芸の機織りやキナ(ゴザ)編み、民族衣服の製作、アイヌ文様の刺繍なども常時実施・公開しており、アイヌ文化に触れることができる体験学習を行っている[4]

    儀式で使うトノトを作るため酒類製造免許を取得している[5]

    国の「民族共生象徴空間」(2018年に愛称がウポポイに決定)整備に伴い2017年度末で閉館し、新たに「国立アイヌ民族博物館」が2020年に開設する予定である[6]。運営を1本化する方針である国立アイヌ民族博物館の運営主体を目指すため、アイヌ文化振興・研究振興機構が一般財団法人アイヌ民族博物館を吸収合併する形で協議を進めている[7][8]。なお、閉館後の拠点として旧白老町立社台小学校校舎を活用する予定にしている[9]

    2020年4月1日、初代館長に、元国立民族学博物館副館長の佐々木史郎が就任した[10]

    1965年昭和40年)に白老市街地にあった「白老コタン」を現在地となるポロト湖畔に移転し、「白老観光コンサルタント」が運営主体となる「ポロトコタン」として営業開始した[11]1967年(昭和42年)には白老町立による「白老民俗資料館」(現在のアイヌ民族博物館旧館)が開館した[11]1976年(昭和51年)、白老コンサルタントを発展的に解消した「財団法人白老民俗文化伝承保存財団」を設立[11]1984年(昭和59年)に「アイヌ古式舞踊」が国の「重要無形民俗文化財」に指定されたことに伴い財団による伝承公開が始まり[注 1][11][13]、民俗資料常設展示施設として「アイヌ民族博物館」(新館)が開館[11]博物館法による「登録博物館」になった[11]

  • アイヌ民族博物館 アイヌ民族博物館(アイヌみんぞくはくぶつかん)は、北海道白老郡白老町にある博物館アイヌ語で「大きい湖の集落」を意味する「ポロトコタン」と呼ばれる野外博物館の施設の一つでもあった。2018年3月31日まではポロトコタンと共に一般社団法人アイヌ民族博物館によって運営されていた。

    概要

    アイヌ民族博物館は、アイヌ民族に関する有形・無形の資料を専門に展示・保存し、調査研究、教育普及事業を総合的に行う社会教育施設として、白老町民はじめ広域の人々に利用してもらい、学術及び文化の発展に寄与することを目的としている[3]。野外博物館の性格を持つ園内にはアイヌの住家であったチセやプ(食料庫)、ヘペレセッ(ヒグマの飼養檻)、チプ(丸木舟)などを復元・展示してコタン(集落)を再現している[4]。博物館ではアイヌ民族の資料約5,000点、北方少数民族資料の約250点を収蔵しており、約800点を常設展示している[4]。また、アイヌ絵や文書約150点、図書約7,500冊を所蔵している[4]。文化伝承・保存事業としてイオマンテなどの伝統儀礼を実施ているほか[4]、伝統工芸の機織りやキナ(ゴザ)編み、民族衣服の製作、アイヌ文様の刺繍なども常時実施・公開しており、アイヌ文化に触れることができる体験学習を行っている[4]

    儀式で使うトノトを作るため酒類製造免許を取得している[5]

    国の「民族共生象徴空間」(2018年に愛称がウポポイに決定)整備に伴い2017年度末で閉館し、新たに「国立アイヌ民族博物館」が2020年に開設する予定である[6]。運営を1本化する方針である国立アイヌ民族博物館の運営主体を目指すため、アイヌ文化振興・研究振興機構が一般財団法人アイヌ民族博物館を吸収合併する形で協議を進めている[7][8]。なお、閉館後の拠点として旧白老町立社台小学校校舎を活用する予定にしている[9]

    2020年4月1日、初代館長に、元国立民族学博物館副館長の佐々木史郎が就任した[10]

    歴史

    1965年昭和40年)に白老市街地にあった「白老コタン」を現在地となるポロト湖畔に移転し、「白老観光コンサルタント」が運営主体となる「ポロトコタン」として営業開始した[11]1967年(昭和42年)には白老町立による「白老民俗資料館」(現在のアイヌ民族博物館旧館)が開館した[11]1976年(昭和51年)、白老コンサルタントを発展的に解消した「財団法人白老民俗文化伝承保存財団」を設立[11]1984年(昭和59年)に「アイヌ古式舞踊」が国の「重要無形民俗文化財」に指定されたことに伴い財団による伝承公開が始まり[注 1][11][13]、民俗資料常設展示施設として「アイヌ民族博物館」(新館)が開館[11]博物館法による「登録博物館」になった[11]

  • 萱野茂二風谷アイヌ資料館 
    萱野茂二風谷アイヌ資料館

    萱野茂二風谷アイヌ資料館(かやのしげるにぶたにアイヌしりょうかん)は北海道沙流郡平取町二風谷にある博物館萱野茂が館長を務めていたことで有名である。現在の館長は茂の次男の萱野志朗[1]

    アイヌ民族研究家で参議院議員だった萱野茂の個人コレクションを展示している。アイヌ民族関係の所蔵品だけではなく、世界各地の先住・少数民族の生活・工芸資料も数多く陳列されている。


  • 川村カ子トアイヌ記念館 

    川村カ子トアイヌ記念館(かわむらかねとあいぬきねんかん)は、旧近文コタン(現北海道旭川市北門町11)内に設立されたアイヌ民族文化の保護・伝承を目的とする私設の資料館。

    上川アイヌの首長川村イタキシロマ1916年(大正5年)自宅を公開する形で「アイヌ博物館」を開設、イタキシロマの子息川村カ子トが測量の仕事で得た資金で拡充し、「川村カ子トアイヌ記念館」として発展させた。

    アイヌ文化の資料館としては、日本最古のものである。館内にはアイヌ民族が使った生活用具や衣装など、二代目館長の川村カ子トが多数収集したのも含め、約500点が展示されている。また、独特の文様が特徴的なアイヌ衣装の無料貸出しや、民族楽器ムックリの演奏や古式舞踊なども見ることができる。

    また、川村カ子トは鉄道施設の測量技手として名を馳せていたため、鉄道資料も数多く展示されている。

    2006年(平成18年)には敷地内にアイヌの伝統家屋であるチセを忠実に再現。記念館と同様に内部を見学できる。


  • 札幌市アイヌ文化交流センター 
    札幌市アイヌ文化交流センター

    札幌市アイヌ文化交流センター サッポロピリカコタン(さっぽろしアイヌぶんかこうりゅうセンター サッポロピリカコタン、英語名:Sapporo AINU Culture Promotion Center "Sapporo Pirka Kotan")は北海道札幌市南区小金湯27番地にあるアイヌ民族の生活・文化・歴史をテーマとする博物館である。札幌市が運営・管理をおこなう。

    2003年(平成15年)12月20日開館[1]。「市民がアイヌ民族の文化及び歴史に対する理解を深めることができる場を提供することにより、アイヌ文化の継承を図るとともに、アイヌ文化とのふれあいを通して市民交流を促進し、もって市民の生活文化の向上と社会福祉の増進に資するため」に設置された[2]

    復元製作した民具約200点を展示映像で見る「屋内展示室」、図書・ビデオ等で文化や歴史を学ぶことのできる「情報コーナー」のほか、屋外には伝統的家屋(チセ)、穀物倉、小熊の飼育檻等の展示がみられる。


  • 新ひだか町アイヌ民俗資料館 

    新ひだか町アイヌ民俗資料館(しんひだかちょうあいぬみんぞくしりょうかん)は、北海道日高郡新ひだか町静内にあるアイヌ民族資料館。アイヌ民俗資料の収集保存とアイヌ文化の研究利用を目的としている[1]。5月から11月に開放されている[2]

    シャクシャイン1669年の戦いで最後の砦とした地であり、彼の銅像が建つ静内町真歌公園に、1983年、静内町アイヌ民俗資料館として開館した[3]。2006年に静内町が三石町と合併し、新ひだか町となった際に、現在の名前に改称した[1]

    アイヌ民族の外洋船「イタオマチㇷ゚」、漁撈具、編み物、着物、儀礼用具などに加えて、アイヌの儀式に使われ、世界に大英博物館など3つしか残っていないエゾオオカミ頭蓋骨の展示をしている[3][4]。エゾオオカミの頭蓋骨は、新ひだか町の有形文化財に指定されている[1]


  • 沙流川歴史館 

    沙流川歴史館(さるがわれきしかん)は北海道沙流郡平取町二風谷にある博物館

    概要

    沙流川流域特に、平取町領域の「カンカン2遺跡」や「二風谷遺跡」をはじめとする遺跡で発掘された縄文時代や続縄文時代、擦文時代、江戸時代以前のアイヌ文化の時代の出土品、土器のほか金属器などが展示されている[1]。また、明治以降の平取町領域についても、関連展示がある[2][3]。収蔵品は、約1000点ある[3]

    レクチャーホールもある[4]二風谷アイヌ文化博物館の向かいである


  • 弟子屈町屈斜路コタンアイヌ民俗資料館 

    弟子屈町屈斜路コタンアイヌ民族資料館(てしかがちょうくっしゃろコタンアイヌみんぞくしりょうかん)は北海道川上郡弟子屈町にある資料館。

    弟子屈町屈斜路コタンアイヌ民俗資料館条例に基づき関連する資料の収集や研究を目的として弟子屈町が1982年に設置した資料館で、屈斜路湖畔のコタンに建てられている建物は釧路市生まれの建築家である毛綱毅曠の設計による。

    常設展示にはアイヌ民族の生活や歴史に関連した約450点の収蔵品が展示されていて、またアイヌの歴史を紹介するビデオの上映も行われている。

    資料館の前庭にコタンの長老が住んでいた伝統家屋のアイヌチセッが再建され、内部を無料で見学することができたが、現在で建物自体がなくなっている。また狩猟で捕らえた小熊を養育する際に使用した檻のエペレセッを再現したものや、神々を祭った祭壇のヌササンも公開されている。

    2020年6月4日付で「弟子屈町屈斜路コタンアイヌ民俗資料館」から「弟子屈町屈斜路コタンアイヌ民族資料館」に施設名称が変更された。

    アイヌの伝統家屋 アイヌチセッ(2012年6月に解体された)

  • 阿寒湖アイヌコタン
    Mt. Oakan from Akanko spa.JPG
    阿寒湖越しに雄阿寒岳を望む露天風呂

    阿寒湖温泉(あかんこおんせん)は、北海道釧路市阿寒町阿寒湖温泉の、阿寒湖畔にある温泉である。温泉街が形成されている。


  • 二風谷アイヌ文化博物館

    平取町立二風谷アイヌ文化博物館(びらとりちょうりつにぶたにあいぬぶんかはくぶつかん)は北海道沙流郡平取町二風谷にある博物館。平取町が管理・運営をおこなう。

  • 平取町アイヌ文化情報センター

    平取町アイヌ文化情報センター(びらとりちょうアイヌぶんかじょうほうセンター)は北海道沙流郡平取町二風谷にある建物。

    概要

    2010年5月に完成したアイヌ文化振興の拠点施設とされている[1]

    二風谷工芸館は、売店や図書閲覧コーナーもあり、一般市民に公開している[1]

    かつてあった「二風谷工芸館」が、この建物に移転している。

 
博物館などアイヌ民族関連施
 (このサイト) 
民族 集団 
言語 アイヌ語 
歴史 前史 
歴史 交易  
歴史 戦闘 
歴史 政事  
文化・芸術 
文化・生活 
文化・祭事  
その他・動画

旧石器時代 – 紀元前14000年頃
縄文時代 前14000年頃 – 前10世紀
弥生時代 前10世紀 – 後3世紀中頃
古墳時代 3世紀中頃 – 7世紀頃
飛鳥時代 0592年 – 0710年
奈良時代 0710年 – 0794年
平安時代 0794年 – 1185年
 王朝国家 10世紀初頭 – 12世紀後期
 平氏政権 1167年 – 1185年
鎌倉時代 1185年 – 1333年
建武の新政 1333年 – 1336年
室町時代 1336年 – 1573年
 南北朝時代 1337年 – 1392年
 戦国時代 1467年(1493年)– 1590年
安土桃山時代 1573年 – 1603年
江戸時代 1603年 – 1868年
 鎖国 1639年 – 1854年
 幕末 1853年 – 1868年
明治時代 1868年 – 1912年
大正時代 1912年 – 1926年
昭和時代 1926年 – 1989年
 GHQ/SCAP占領下 1945年 – 1952年
平成時代 1989年 – 2019年
令和時代 2019年 –

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